平渓線は基隆市の南西にあるローカル路線。日本だと九州の高千穂線みたいで川沿いに苔むした山を登ってく。この時期に行われるランタン祭りに行ってきた。願い事を書いたランタンを飛ばすお祭り。今回は取材なので使わなそうな写真をピックアップ。

十分駅近く。線路ギリギリに商店があるのはベトナムのイメージなんだけど台湾にもあった。近いけど窓によってきて食べ物を売ったりはしない。ちなみに帰りは電車の時間に間に合いそうになく線路内を走って抜けることに。スタンドバイミーなんて余裕はなく汗だくになる。

ブルーの服はお手伝いの中学生（？）達。ちょっとやさぐれてる。その気持ち分かる。

カウントダウンに合わせて100ぐらいのランタンが一度に空に舞う。手を離した瞬間ふわっと浮く。姿勢が安定した後は想像以上のスピードで上昇していった。自分のランタンを見つめお祈りしているお婆ちゃんがいた。

• 会社の人と台北駅2階でお昼ご飯。いろいろあってゆっくりはできなかったのですが基本的に休みの日はポツンと一人なので大変おもしろかった。昼食後は台北地下街でゲーム探しを手伝ってもらったり。「Advanced Wars : Days of ruins」を探したものの見つからず。聞くところによると NDS はむにゃむにゃなツールがあるのであんまり入荷しないのだと。それで並んでいるソフトが少なかったのか。なるほど。替わって PSP は北米＆欧州系ゲームを結構見かける。「Wipeout pulse」も1,280元（4,480円）で置かれてた。PSP はリージョンがない。ゲームアーカイブスはクレジットカードで居住国を判断しているみたいでこっちからでも買えそう。本体をこっちで買っても良いか。ちょっと考慮しよう。
• 携帯電話について質問したところ SIM カードが入っていないのは PHS らしい。納得。たまに通話がとぎれるのもそのせいか。こりゃそのまま放置の方向だな。

会社支給のモノクロ画面携帯（MOTOROLA V.series 66）なんですが30時間ぐらいで電池がなくなる。こっち来てまだ2ヶ月なので会社以外から鳴ることはないのですが、鳴らない故にバックの中に放置しっぱなしが多く、たまに待ち合わせすると電池ゲージ残りイチ。これで会えないと終わる、みたいなことがある。せっかくだから交換してみようかと調べてみた。まず具体的な希望を書き出してみる。

• 日本語入力が可能。
• E-mail ができる。
• MP3 で着メロ設定。
• 無線 LAN とブラウザ搭載。

下の2つはなくても没問題。会社の人に聞いたところどのメーカも日本語入力はできないらしく日本人同士はアルファベットでメールをやりとりしてるそう。助けて Google 先生！お伺いしてみると日本と違い柔軟性のある海外端末。あります。KKJConv と Piclip の二つを発見。Nokia 端末用に +J for S60 なんてのも発売予定だった。ふらふらと探した結果、この三つがよさそう。

• Nokia E51 : 価格なし
• Nokia N70 : NT 2,940 – NT 9,998
• Nokia N73 : NT 6,290 – NT 14,999

価格はYahoo!奇摩購物通より。
E51 はもう店頭にないのかも。N70 は古いので +J for S60 には非対応。N73 は Piclip が使えて +J for S60 の対応機種にもなってる。N73 に決まりそう。

ここまで調べて、確か台湾の携帯電話って SIM カードで管理してたはず、とバッテリーカバー外してみたところそれらしきものがない。うーん、これってプリペイド携帯なのだろうか。

• 写真は台北地下街で遭遇したどーもくんの群生。UFO キャッチャーの景品で10cmぐらいの大きさ。三人目ってレベルじゃない。
• 駅でねずみイラスト入りの卓上カレンダーを配ってて一度引っ込めた手を再び伸ばすという男らしくないことをしてしまう。話しかけられてちんぷんかんぷん。日本人と伝えると（あらら）という感じでカレンダーを勧めてくれる。何もできないしと受け取るのを辞退した。たくさん情けなし。
• 旧正月中の街並みを撮りに行った。頭の中ではゴーストタウン化した台北が広がっていたけど5割ぐらいのお店は開店していて皆さんいつも通り食事している。正月のようで正月でない雰囲気。最近の日本とよく似た感じになってるのか。ピリオドなく続く日常。

旧正月中は一昔前の日本のようにほとんどのお店が閉まっちゃうらしいので食料品の買い出しに行く。市場を歩いてると大人男性拳2個分ぐらいの肉が売っていた。見た感じでは豚肉のよう。ケースにも入ってなく屋台に直置きで並べられていて表面は少し乾いているみたい。一番脂身が少ないのを買ってみた。100元なり（グラム数不明）。ズシリと重く肉塊の名を欲しいままにしている。あまりの肉っぷりにうれしくなり今晩はカレーに決めた。2cm 角に切ってゴージャス仕様。硬いかなと思いきやさっくりと噛み切れて豚肉の濃厚な旨味が広がる。脂身もサラリとしている。うーん、これはいい買い物だった。さて、残りの塊をどうするべきか。

カメラを持ってぶらぶら散歩に出かけた。228和平公園から西門駅に向かって歩く。ずっと霧雨が降っていた。

228和平公園内にある228和平紀念館。カフェが併設されているのだけどあのヘヴィーな内容の後に食事はキツイぞ。詳しくは前のエントリーにて。ちなみにこの公園、夜中になるとウホッな方々大集合らしいのでお気をつけを。夜中に公園は閉まるそう。無理矢理入ると→OK の合図→アッー!になるとか（聞いた話＆確かめるつもりはなし）。

遅い昼食は竹筍肉包と日本黒金剛の二つ。竹筍肉包は 5mm 角の筍入り。もっちり柔らかい皮と筍のコリッとした歯ごたえがステキ。日本黒金剛は黒砂糖風味で控えめな甘さがおいしかった。

西門駅周辺。原宿の竹下通りに似ているらしい。原宿行ったことないですが何か。

西門紅楼。周りにはショットバーっぽいお店も多数あり。そっちに気を取られて中に入るのを忘れた。

たまに横道を覗いてみる。

ﾂꀀ流行のやる夫で学ぶシリーズを作ろうかと思ったけど手を抜く。「二・二八事件」とは1947年2月28日、台北市で始まった大規模な弾圧事件。

• 1895年 日本が台湾を植民地化。
• 効率を上がるために日本人化教育＆都市インフラを整備する。
• 1945年 太平洋戦争終結。
• 同年 台湾は大陸から入ってきた蒋介石率いる南京国民政府軍の管理下になる。
• 南京国民政府軍「あれ!？中国本土と比べて妙に近代化してね？」
• 中国本土では有効だった恐怖政治は上手くいかない。
• 民衆は賄賂やり放題の政府に不満たらたら。
• 1947年2月27日 官憲が闇タバコを販売していた女性を殴打する。
• 当時タバコは専売化されていた。しかし大陸では自由販売が認められていた。
• なんで台湾はダメなんだ。差別だろう。
• 台湾人が集まり始めると憲兵は発砲し一人の犠牲者が出た。
• 1947年2月28日 デモ隊が市庁舎へ押しかけたところ屋上から機銃掃射され多数の犠牲者が出る。
• 台湾全土で怒り爆発。政府関係者への暴行事件などが起きる。
• 劣勢を悟った国民党政府は交渉をすると見せかけて大陸から増援部隊を呼び寄せる。
• エリート層を中心に一般市民も巻き込んで台湾全土で処刑が行われる。
• 詳細な数は不明だが1～3万人が殺された。

軽い気持ちで「228和平紀念館」に行ったけど、ずいぶん長い見学時間になった。展示後半、出入り口が一つしかない直径 5m ぐらいの円形の部屋があった。壁は黒い。入ってみると犠牲者の顔写真と処刑されたであろう場所名が並んでいる。すべての目線が中心に向けられているようだった。腕を組みながら部屋を出ると、ちょうど目線の高さに2輪の百合の花が生けられているのに気づいた。黒い壁に映える真っ白な百合の花。

こちらへ来てそろそろ二ヶ月。一通りの生活必要品はそろい「あ、アレがないぞ」なんてことはなくなった。自炊も余裕でこなし中。生姜をきかせた鯛のあら煮はよございました。ただ、持ってきた物が壊れてしまったり。腕時計のベルトが空中分解してしまい使えなくなった。携帯という手もあるが打ち合わせでは不便だ。ゲームショウの後、台北101付近の新光三越→太平洋SOGO→微風広場と探し回る。三つとも台北の代表的な高級買い物スポットで一部地域向けにわかりやすく説明するとどれも伊予鉄高島屋よりは上だと思われ。

まず三越は高かった。軽くスルー。太平洋 SOGO で TIMEX を発見。保留にしておいてぶらぶらすると GIANT と OAKLEY のブースが見つかった。OAKLEY は台湾で初めて見た。サングラスはもちろん、隣の GIANT ブースを意識してか FOX のグローブやバッグもあった。GIANT ブースではレーパンが安かったので購入する。1,200元（4,200円）なり。日本のレーパン価格からすると激安のような気がする。妙にクッション部分が厚いのが気になりますが。なんだか前後に飛び出てないですか？気のせいか。微風広場も GUCCI とか OMEGA などで手が出ず。結局 SOGO で見かけた TIMEX を買いに戻る。4,000元ぐらいと手頃な値段で購入する。私基準的にこれ以上はキツイな。

ﾂꀀ初めてのゲームショウ見学は台北だった。午前中に掃除やら実務をこなした後、台北ゲームショウ 2008 に行ってきた。人が多い。腕をぐるぐる回しながら奇声を発したいほど多い。PlayStation 3 ブース付近は身動きが取れなかった。グランツーリスモ 5 プロローグなど日本的視点ではコレと言った新作はなかったのだけどなんであんなに多かったのだろう。待ってもどうにもなりそうにないので強引にぐいぐい進む。キャンギャルのおねーさんたちがじゃんけん大会してたりPCゲーム在庫処分ブースがあったりと何か平和なゲームショウでした。実に台湾っぽい。写真は USB ケーブルを会社に置いてきたので後ほど。

台北ゲームショウ開催。商売というかお祭りっぽいのが台湾らしい。

PCゲームの在庫処分のようなブース。真ん中が高くなっていてスタッフが居る。周りに PC ゲームが平積みされている。気になったのがあると声をかけて購入すると。

箱○ユーザとしては XBOX360 ブースへ行かねば。試遊台は人が多くて動けません。PlayStation 3 ブースも人が一杯で身動きがとれなかった。任天堂ブースはなかったような。

華やか。

マスターチーフ！ 一般人のコスプレはなくてメーカ側でやってる感じ。

ゴマエー♪ゴマエー♪ アイドルマスターは「偶像大使」でした。