光と手ぶれ

台北駅周辺

昼から E-300  に ZD14-54 を付けて台北駅周辺をうろうろする。我々がイメージする台湾はここにある、とぴったりハマったので路地に入ったり市場に入ったり2時間ほど歩き回る。

でまぁ、他に書くことがないのでカメラネタばかりなんですが、最近のカメラ物欲は RICOH GXR と A12 ユニットに向けようかと。発表当初の GXR への印象は「これはないわー」でしたが、実物は薄くて上品+APS-C サイズを使っているコンパクトカメラで唯一の明るい50mmレンズ+料理を撮影するのに便利なマクロ機能あり、なので Go しようかと。何よりもっと頭を使って真面目に写真を撮ろうと考えた。よーし、会社辞めて写真家に弟子入りするぞ(それはない。

台北駅まで行ったついでにカメラ街で RICOH GXR と A12 の価格を調べてみると約12万円ぐらい。ちなみに日本だと9万円ほどでただ今1万円のキャッシュバックキャンペーン中で実質8万円ほど。それでも高い、が、買うとしたら日本で買うべきだ。

カメラ街で欧州専用モデルの Olympus E-450 ダブルズームキットを見つける。価格は聞いてないので不明。というかカメラ街のお店はすべて値札がないんで中国語わからない人にはめんどくさい。25mm F2.8 を買うと機能的には RICOH GXR とほぼ同じ。レンズも既存のものが使えるからこっちの方がコストパフォーマンスが良いかも。問題は大きさぐらいか。

マニュアルフォーカスで行こう

屋台のおっちゃん

E-300 + Carl Zeiss Planer T* 1.4/50 ZF

アダプタ経由でツァイスをつけっぱなし。通勤で持ち歩いて昼休みにご飯買いに行くついでに撮影してみたり。最初はAモードで撮ってた。これだとレンズ側の絞りを変えるとシャッタースピードが連動する。知識がないからか、どうも連動具合が安定しなくて手ぶれ写真を量産する。帰ってPCで見たときのがっかり感と言ったら。最終的にマニュアルモードでシャッタースピードを1/125に固定して使ってます。最低限、手ぶれは防ごうとの考え。絞りは周りの光を見て勘で合わせる。デジタルだと結果を見て修正できるから楽だ。もちろん最初っからビシッと合うようになるのが目標だけど。

小心地滑

ピントが合ってなかった。Photoshop のアンシャープマスクでごまかす。会社の買い物ついでに散歩と洒落込んで E-300 + Planer で林森北路をバシバシ撮影。4割ぐらいがピンぼけという結果に。ファインダーだと合ってるんだけどなぁ。10mと∞の間に複雑な関係があるようです。もっと凝視してピンを探しだそう。ちなみに会社の買い物は、店内探し回ったせいで領収書のことをすっかり忘れしまい自腹になっちゃった。あー、あ。

隣のレンズ沼

レンズ沼は続くよどこまでも。Zuiko Digital で(予算に収まる)欲しいレンズがなくなったため、気がつくと Contax IIa や Leica M3 などレンジファインダー機を探してた。Contax IIa は状態の良い中古で8万円ぐらい。高い。Kiev って手もあるなー、と危ない。昔、フィルムカメラで身銭を切って練習するんだと Nikon FM10 と上の Planar T* 50mm f1.4 ZF を買ったのだけど4回ぐらいしか撮ってなかったり。いや、Web に載せるのが目的なので結局デジタルの方が便利なのよね。

そういう思い出が走馬燈のように浮かんでフィルムカメラ案は消去。大体、台湾のどこで現像するんだろう。自宅?それもありか?いやいや、より深いところへ行ってどうする。今 Planar を E-300 に付けてブラブラするのにハマってます。そこそこ軽いし、MF なのでPCに取り込んで確認するまで合ってるかわからないピントと光を考えないと真っ白or真っ黒になっちゃう露出の組み合わせが疑似フィルムカメラ的といいますか。家に帰るまでのドキドキ感を生み出してくれます。そして、ビシッと合ったときのツァイスとコダックセンサーの透明感は文句の付けようがありません。

ああ、そうか。Distagon T * 2.8/25 ZF を買ったのでもいいのか。フォーサーズ換算だとピッタリ50mmになりますし。

手持ちフォーサーズレンズまとめ

なんかフォーサーズレンズがごろごろしてきたので今後無駄な買い物をしないためのまとめエントリー。現在 35mm判換算で22mmから600mmをカバーしております。無駄な買い物もなにも、これ以上いらねえんじゃねぇか、というのが正しい意見。わかっている。しかし、そのセリフはレンズ沼の底にいる私には届かないのです。ゴボゴボ。600mmなんて大泉洋がコスタリカで振り回してたバズーカと同じ画角ですよ。台湾にはケツアールいないのに買ってしまった。で、今欲しいのが以下の4本。価格はAmazon調べ。

  • 7-14mm f4.0 16.6万円
  • 8mm f3.5 魚眼 6.6万円
  • 50mm f2.0 Macro 5.7万円
  • 25mm f1.4 LEICA D SUMMILUX  9.6万円

困ったことに一番高い7-14mm f4.0が最も欲しい。35mm判換算で14-28mmの超広角レンズ。オリンパスの最高級グレードで防塵防滴でございます。16.6万円か。ロードバイクのフレームと考えると安いなぁ。中級機じゃないか。これ以上ない言い訳ですが。ちなみに他のメーカで広角14mmを目指した金額を出してみると(画角+純正レンズだけで勝負)。

  • キヤノン:EF14mm F2.8L II USM (24.4万円)
  • ニコン :AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED (19.8万円)

うーん、価格は勝っているにしても両メーカともf2.8なのか。サードパーティを入れてみるとシグマの12-24mm F4.5-5.6が6.5万円ぐらいからありました。フルサイズのDSLR持ってるとするとやはり2大メーカは強いという結論に。ただ、ゼロからそろえるとするとフォーサーズの方が安いです。ちょっと苦しいな。

11mmでも苦戦してるのに7mmなんて余計な物がばっちり写って使いづらそうでもある。ゴミゴミした台湾なんてなおのこと。最近の世界経済状況を見ると無駄遣いするのも気がとがめるし、どーしたものかなぁ。

ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6

ザ・購入。KENKO のレンズカバーを付けて12,200元なり。42,700円。やっぱり台湾だと高い。ちなみに 50-200mm は34,000元と余裕のじゅうにまんえんでしたので却下となりました。さすがに買えない。残ってる気になるレンズは ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro  ぐらいになった。これは帰国した時にヤマダ電機のポイントカードで買う予定。さて明日はブラブラしてみますか。

散歩カメラ E-300 & Carl Zeiss Planer 1.4/50 ZF

E-300 & Carl Zeiss Planer 1.4/50 ZF

E-300には手ぶれ補正がないんだ。そう伝えると彼女は言った。「明るいレンズを乗せればいいじゃない。」 いや、台詞が浮かんだだけです。意味なし。

最近、オリンパスDSLRファンの間でE-1とE-300が熱いのですが(価格コムとか某ブログとか)確かにE-300は良い。伝説のコダックブルーはもちろんのこと、すべての色がきっちり自己主張してそれをまとめるやり手な上司と言いましょうか。ぴしッとハマった時はとにかくステキ。デーハーな台湾にはぴったり。E-3は敵ではないと確信。おおっ!と思う画はE-300の方が多いです。E-3は優等生なんで、それはそれでいいんですけど。

で、そのE-300にツァイス載せた日なんざぁアンタって一人ピントリングと絞りをぐりぐり回しながら台北市を散歩してきました。まぁ、じゃじゃ馬ホワイトバランスとMFレンズつーことで打率は散々でしたが。今日は半分ぐらいピンボケ。精進せねば。で、そんなことをやってると Distagon T* 2.8/25 ZF も気になってきて、いや、次はライカか・・・LEICA D SUMMILUX 25mm/F1.4 を買った方がいいのか、とストレスがダメな方向に流れてます。そう言えば9月12日にパナソニックがマイクロフォーサーズ関係の発表を行うとの噂もあるねぇ・・・買い物するの待った方がいいな。

おおっと、言いたかったのはここから。久々に本家の写真を更新しました。2008年2月~4月に撮った烏来や台北市内、帰国した際の佐田岬、瀬戸内海の桜などを掲載してます。久々に見返したけど・・・日本、すべてがステキだ。

http://www.flatpedal.jp/photo/005.html
http://www.flatpedal.jp/photo/006.html

4月から現在も近日更新予定。

イノベーション キターーーー

オリンパスやってくれました。突然、新規格の発表。

現在のフォーサーズと互換性のある小型軽量化規格。軽量化+動画と静止画のボーダーレスを目指す、と。Zuiko Digital レンズで動画が撮れるのか。わくわく。新しいカメラが生まれる瞬間になるのか、はたまた2強の牙城は崩せないのか、さてどうなる。ウワサのE-フタ桁機はマイクロフォーサーズなのか。サブカメラとしてシグマのDP-1やリコーのGRシリーズが気になっていたところ。これは発売を待たねば。

補給地点到着

野菜

  • 会社の床でも眠れるようになりました。もちろん仮眠程度ですけど。深夜になって「ひょっとして会社のどこかで寝てない?」と電話がかかってきたのはご愛嬌。家にいました。
  • MarsPhoenix が twitter を使ってレポート出してます(アドレスはこちら)。来週、氷のサンプルを詳しく調査する模様。水あるのかな。あるとすれば・・・ちょっと鳥肌。自己紹介は「I dig Mars!(火星掘ってます!)」 なんだか微笑ましい。でで、勢いにのって twitter に登録してみました。右上でつぶやき中。携帯電話からも投稿できるようにしよう。
  • 「ダークライン」 ジョー・R・ランズデール 著 読了。紀伊国屋書店で402元。「ボトムズ」の地に足つきっぷり、アプローチがすごかったからコイツも楽しませてくれるに違いないと思い作者買い。いや、よかった。睡眠時間削られた。地味なんだけど的確なんだなぁ。人生について客観的視点に立たせてくれるような一冊でした。
  • 写真はまたも龍山寺付近の八百屋屋さん。E-300 + ZD 14-54mm。