台湾の原発

待て待て待て。台湾で稼働中の原発は3つもあって1つ建設中なのか。恒春の1つしか知らなかった。

恒春は台湾の南端で、台北市を福岡市と例えると恒春は鹿児島の指宿あたり。台湾と九州の大きさはほぼ同じなので距離感も大体合っている。以前、恒春の原発前を通ったことがあり、やはり原発は台北市から離れたところにあるのね、と思った。

ところが・・・残りの2つの原発は台北市の近く。強気すぎるんじゃねぇかと言いたくなるほど近い。もし原発に何かが起こり半径30km圏が避難区域に設定された場合、台北市内が余裕で入ってしまう。オイオイオイ。下記に出てくる距離はGoogle Mapsでざっと測定したもの。

核一廠は新北市の石門。台北市からは直線距離で約26km。BWRで定格電気出力:63.6万キロワット。


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核二廠は新北市の萬里。台北市からはこちらも直線距離で約22km。BWRで定格電気出力:98.5万キロワット。「クレオパトラの横顔」で有名な野柳のすぐ近く。


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核三廠は恒春の大光里。台北市からは350kmぐらい離れている。PWRで定格電気出力:95.1万キロワット。


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2012年に完成予定の核四廠もある。台北市からは約40km離れていてABWRで定格電気出力:270万キロワット。


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原発にも「クチコミを書く」って表示されるのがシュールだなぁ<Google様。

台湾の原発情報は下記のサイトを参考にしました。ざっと作ったので違っていたらごめんなさい。

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