ソフトボックスを買ってしまう

ソフトボックスを手に入れた。組み立てながら、どこかの写真屋さんかよ・・・とセルフツッコミしてしまった。いや、ライティングについて練習したかったもので勢いで購入してみた。

このソフトボックスはよしみカメラさんが販売しているもので、愛読しているやまけんの出張食い倒れ日記紹介されていて、手軽で使いやすそうなのがポイント。今まではカメラに付けた外部フラッシュのバウンスとレフ板などで撮影していたので、フラッシュをカメラから離して美しく撮影できるノウハウが知りたいのです。

まずは朝市で買ってきたパッションフルーツでテストする。使用機材はD700+Nikkor 24-70mm f2.8、スピードライトSB600をニッシンジャパンのユニバーサルシューコード 5m SC-01Lで接続してソフトボックスに設置しています。左側は大きな窓があり太陽光を入れて右後方にソフトボックスを置いて、被写体の反対方向に向けて白い壁にバウンスさせて撮影する。

カットしたパッションフルーツはエイリアンの卵みたいでシズル感を出しても美味しそうに見えない気がしてきた。上手く切れなかったし。

果肉部分だけをお皿に広げてみる。ライティングの条件は上と同じ。均一で柔らかい光が回る。でも、影がなくてのっぺりした平面的な写真になってしまう。

ソフトボックスを右後方に置いたまま直接被写体に向けて撮影する。こっちの方がシズル感が出ているけど、引いて撮影した場合はお皿が白飛びして影が強く出てしまう。広範囲を撮影する場合は対角線側から補助光を当てる必要があるのか?そんなことで消せるのか?スレイブで使えるフラッシュがあるのでこれに関しては再度テストしてみよう。

【追記】ソフトボックスの高さを調整して、フラッシュを当ててもお皿の白飛びがない角度を探したりするらしい。

続いてモノ撮り。ゆがんでいるところと赤系の色合いが気に入って購入した茶器。250元(約750円)で円にすると高く感じてしまうな・・・。お茶より日本酒を入れたくなるのはヒミツ。右後方に置いたソフトボックスを被写体と反対方向に向けて白い壁でバウンスさせて撮影する。影になりやすい細部にも光が回って良い感じ。

台湾で茶器を買いたいなと頭の片隅に潜ませていて、最近ようやく理想に近いものを見つけた。よく台湾のお茶やさんで売っているザ・茶器のような画一的なデザインではないストレートな外観がモダンな印象で、フタがあるのが決め手になった。一回で飲みきらないことがあるのでフタして置いておきたい。1,600元(4,800円)はぎりぎりオッケーな価格でした。実際の色は焦げ茶色なので黒く写りすぎ。茶器はもう少し浅い角度で写すのがスタンダードなのか。

E-PL1も光が回り込んで美しく写る。

このソフトボックスは手軽に本格的に使えて満足しております。もっと試してどんな時にどんな風に写るかを頭にたたき込んでおかねば。

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