原付旅行南九州 1600km ＆ 種子島 H2A F-3 No.3
目的地追加
ざぶざぶと冷や汁をかき込みつつ、お冷を飲み、失われた水分を補給。ふひぃーと落ちついたところでひょいと食堂の壁に目をやると青と緑のコントラストが鮮やかな一枚のポスターが目にとまった。青空の下に広がるディープブルーの海、そして草原で草を食んでいる馬たち。思わず近寄ってみると”都井岬”とのこと。
まだ時間はあるし予定の日南を超えて走ることにする。道は明るい二車線、車はたいして気にならない。堀切峠を越えると海岸の代わりに鬼の洗濯岩が広がっていた。そこから先の道で休憩所に立ち寄ると、必ずと言っていいほど眼下には櫛を置いたように真っ直ぐならぶ岩の列。波で洗われていた。
都井岬
岬の入り口で牛馬保護協力費として100円払う。夕暮れの近づく中、少々キツイカーブとアップダウンをこなしながら進むと、道脇の草むらで馬が草を食んでいた。
乗っていったバイクは2ストロークでエンジン音うるさいのだけど彼らはひたすら無視して食べている。写真を撮ろうとバイクを止めたとき、ゆっくりと顔を上げ、おや？ってな感じで見てすぐに顔を戻し、また食べ始める。写真をパチリ。
駐車場から太平洋を270°見渡しながら先端の灯台まで歩く、前回は荷物背負ってたけど今回は最低限のものをウエストバックに入れておりバイクから降りると軽快この上ない、肩の痺れもなかった。自転車でもバイクでも荷物は乗り物に背負わせましょう。
ちょいとお金がかかりましたが灯台の中に入れるなんて珍しい。灯台から赤く染まりつつある空を堪能した。
後、ユースに向ったけどこれが見つからない。電話すると民宿兼ということ。2、3回往復した道脇に小さな看板が出てました。久しぶりのユース、がらがらだったけど関東からきた30代真ん中ぐらいの人と相部屋になる。
本日ユースホステル
夕食が・・・部屋も・・・期待を裏切らず、その後も凄いところで20時過ぎた頃から、地元のおっちゃん、おばちゃんが集まって大部屋でカラオケ大会が開始された。タタミ７畳ほどクーラーがバタバタ唸ってる部屋で二人顔を見合わせ”子守唄にしては過激過ぎますね。”と苦笑いしたのであった。ちなみに同室の方のいびきがにぎやかだったのにも苦笑い。
本日の走行距離：233.4km