青春18キップで屋久島へ No.2 「雪が多くて入山できない」

屋久島2日目

屋久島の風景9時すぎまでウトウトする。夏場だとテントは朝日と共に煮えあがるけど冬場だから心地いい。寝袋に包まってついつい出るのが遅くなった。起きるとすでにキャンプ場には人の気配がない。とりあえず観光センターにてアドバイスをもらう。まだまだ雪が多いそうでGoサインが出ない。それならばと「千尋(せんぴろ)の滝」を目指す。センター前からのバスの時間をチェックすると近くの尾之間温泉にもいけそうだ。そろそろ風呂にも入りたい。

バス待ちで1時間半ほど時間が空いたので観光センター上のレストランで食事にする。刺身定食みたいなのを頼むが刺身が最高に旨い!満腹、満腹、大満足でバスを待った。

千尋(せんぴろ)の滝バスで近くまで行った後、徒歩片道2時間かけて上る。左側にある一枚岩が凄い迫力だ。滝壷まで行けないのが少々残念かな。滝の所で18キップ+レンタカーで来ているという男性4人組みと出会った。話を聞くと一人は我々の住んでいるところの高校を卒業しているらしい。こういうのはなんかうれしい。しばし話した後、がんばってと別れた。

帰りはもちろん2時間の下り。いいかげん歩きなれてきた。下にあった名水百選の水でのどを潤す。んで、バス待ち。

尾之間温泉へ

尾之間温泉へと向かう、バスの中で行きのフェリーからちょくちょく見ている集団を目撃する。一つ手前の温泉でおりていった。地図で見た温泉近くのバス停で降りようとしたら、運転手さんに、「温泉は次だよ。」と言われる。地元の人にアドバイスもらったのはとてもうれしかった。感謝してます。

屋久島の風景「尾之間温泉」というバス停があった。ツーリングマップルだけで来たのはダメですね細部がさっぱりわかんない。バスの中でミレーのザック背負ってた大学生ぐらいの人もいっしょに降りた。自然とお互いのことを話し始める、千葉から来ているらしい、遠いねぇ。いろいろ情報交換しながら、いっしょに風呂に入る。さっぱりして風呂から上がるとミレー彼の知り合いだという山岳部男二人組みと出会う。かれら三人はもう山に登った後らしい。靴とか我々と装備がぜんぜん違う。偶然キャンプ場も同じところだし、一杯やりますか、と5人で意気投合した。

温泉後、キャンプ場で焚き火を囲みつつ(後で焚き火禁止と判明する、海よりも深く反省してます、すみません)酒を酌み交わす、アメリカのトレイルの話、サイクリング部なのになんで自転車で来てないの?在学中に日本百名山制覇、など話し合う。その後近くにいた、さっきバスで会った人達も交じる。どこぞの大学の探検部らしい。焚き火はいいね。

本日2度目の温泉に

午前1時過ぎ、勢いでレンタカーで平中海中温泉へと向かう。ここは潮が引いている時にしか入れないという温泉である。(昼間に入ると一般観光客のおばちゃんの好奇の目にさらされるらしい、要注意)。しかし、よく考えればそこはキャンプ場から50kmも離れている。約1時間のドライブの後、到着した。真っ暗な中温泉へと歩く。先客が二名いて、入れ違いになった。帰り際にビールをいただく。意外に暖かく、波の音と月光の下でちゃぷちゃぷ。ただ、男だらけの露天風呂載せるのもどうかと思い写真は自粛しておきます。その後、キャンプ場帰るとバタンキュー、 ZZZZZZでした。