原付旅行南九州 1600km & 種子島 H2A F-3 No.4

初洗濯と月読神社

都井岬から西方向へ向かう。そろそろ洗濯物がたまってきたのでコインランドリーに立ち寄った。Tシャツ2枚、下着類×1セットだけで700円は高いなと思いつつもしかたがない。前回の原付旅行で薄汚れた格好でコンビニに入ると露骨にイヤな顔されたもんな。マナーだマナー。洗濯終了まで30分らしいので近くの神社を訪ねる。“月読神社”なんてめずらしい、小さな境内をうろうろ。月読命なので月齢より農耕、漁業関係の神様。月ってのがなんだかいい、本来の意味とは関係無いけど、とにかく交通安全を祈った。

月読神社

目的地設定「桜島」

で、今日の目的は桜島。種子島行きのフェリーは朝早い上、一日一便なので鹿児島の近くまで行っておきたい。洗濯も終わり、鹿屋市を出ようと走ってると交差点に“鹿屋航空資料館”の看板がひょっこり出現。ふふふっ、誰からも文句の出ない一人旅。趣味に走って即信号を左折する。しかし、着いた場所は“航空自衛隊 鹿屋基地” 自衛隊にエンのある旅だなぁ、と思う。基地の中に入る道にある車止めの段差が物々しい。入って良いのか?博物館なんてあるのか?しばし入り口で悩むが看板はあるわけだし、恐る恐る入っていくと基地の左手側にありました。博物館前の広場には飛行機がたくさん。

航空自衛隊 鹿屋基地

ここも特攻隊の基地だったのか、遺品、遺書、決意。自ら死んでいくという状態だとあんな文章が書けるんだろうか?

航空自衛隊 鹿屋基地

錦江湾と桜島

桜島

錦江湾に突き当たり海沿いを北上すると、久しぶりに桜島が見えた、懐かしい。屋久島行ったとき見れなかった埋没鳥居が見てみたい。そこで桜島北側の道を周る。鳥居は学校と学校の間にひっそりと埋まっていた。駐車場らしきものも見つからなかったので、あまりメジャーじゃないのかな。

で、この北側の道が走りにくさ120%。狭い、アップダウンがキツイ、 Rのきついカーブが左右にうねうね、後ろから工事のダンプが追ってくるという展開でへとへとになりました。半周周った勢いで湯の平展望台まで駆け上る。

埋没鳥居

展望台、日本語が聞こえません、メインは韓国語、英語が飛び交う。なんだか肩身が狭い思いをして、夕日に照らされて反射する錦江湾と鹿児島市を眺める。写真は逆光だったのですべて真っ黒けになってしまった。山を下りてユースに向かった。

桜島ユースホステル

桜島ユースは温泉だ。茶色の食塩泉。お風呂で九州の川内市からママチャリで旅をしているっていう人とイロイロ話す。「愛媛県全体じゃないけど、みかんがたくさん取れる南の方だけ蛇口が三つあってポンジュースがでるんだよ。全体じゃない、そこんとこ気をつけて。」と言うとすごい勢いで迫ってきて確認されたので、コレはヤバイと思い急いで訂正する。一部地域限定で出るというとたいていの他県の人は信じてくれる。昨日と違って6人部屋に5人。ママチャリダー(From九州南部)、青春18キップで焼酎買いにきた人(From東京)、原付で屋久島へ行く人×2(From東京byモンキー!)

原付の人に屋久島の情報を提供する。縄文杉見に行ったのが役に立った。10日には種子島へ行くと言っていたのでまた会えるかな。焼酎買ってきた人とお互い手持ちのお酒をかたむける。明日種子島へ、天気は良好。