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50mmのビューファインダーを探した

Olympus E-PL1と光学ビューファインダー

Olympus E-PL1でもファインダーを覗いて撮影したい。評判の良い電子ビューファインダー「VF-2」よりも、あえてレンジファインダー用の光学ビューファインダーを使ってみたいと探してみる。欲しい画角はZD25mm f2.8に合う50mm。いざ探し始めると50mmのものは少なくコシナが販売していたモノも生産終了品になっていた。まぁ、大体の範囲が分かればいいので40mmを付ければいいやと大らかな目標を立てる。

あっさり発見

台北駅近く博愛路のお店にフォクトレンダーのビューファインダーが置いてあったのを思い出しぶらっと出かけてみると、そこにコシナの50mm ビューファインダーが置かれていた。売れ残りだろうか箱の角はすり切れていて、歴史を感じさせられた。小さな巾着袋の中に入っていたのはピカピカのビューファインダー。お値段5,000元(購入時のレートで約15,000円)で、ここで購入を迷ってると100%なくなるので、すぐに購入する。



2つの丸で柔らかい印象になる

ビューファインダーにロック機構はなく、フラッシュのマウントに差し込むだけ。運が悪く垂直に力が加わると落ちそうなので使用中は気をつけることにする。正面からカメラを見るとレンズの丸とビューファインダーの丸が元々威圧感のないE-PL1をより柔らかく見せてくれる。D700+24-70mmと全く逆の印象のカメラに仕上がった。



ファインダーを覗いていると写真を撮ることに没入できる。ただ、ビューファインダー越しでは拡大して見えるようで、撮影してみると違う風景だ、とガッカリすることもある。踏み込みが足りないっぽいので慣れて行きたいところ。近くのモノを撮影する場合はかなりファインダーの範囲とかなりずれるので背面液晶を使った方がいいかもしれない。ファインダーを覗いて撮影すると、おでこ+2本の腕でカメラを支えることになり手ぶれも減った。外観も使い勝手も、より良いお散歩カメラに仕上がって満足だ。