SINTESI QRAGE | フロントフォークをどうするか?

フロントフォークをどうするか?

「フォークとフレームのバランス」。合わないフォークを付けるとハンドリングが悪くなるそうなんですが、イマイチはっきりしません。Qrage は元々フレーム売りなので、カタログ見ても何が合うのか参考にできない。下りメインで使うなら130mmのフォークぐらいがいいかな。でも、それで正しいのか?どうなのか?手元に具体的に書いた本はないので、他のバイクを参考にして考察してみます。

ストローク前後のバランス

手元の本(『MTB World Vol.8 特集ダウンヒル』)によりますと、プロダウンヒラーの前後ストローク量は以下の通りでした(99年頃のデータ)。

  • ショーン・パーマー : F:185mm×R:175mm
  • ジョン・トマック : F:185mm×R:204mm
  • アン・カロリン・ショソン : F:140mm×R:150mm
  • ミッシー・ジオーヴィ : F:150mm×R:175mm

データ古いけど気にしない。ビバ!ダウンヒル全盛期。つか、ダウンヒルの知識ってこの辺で止まったままです。最近の選手はわかりません。気を取り直して、パーマー様以外はリアが多め。これはライダー乗車時の1G(平地でバイクにまたがった時に縮む量)を確保するためなので、たいていの完成車が前後同じか、後ろが多めになっています。その公式にリアストローク量110mmのクレージュを当てはめてみると…やはりフロント100mmが妥当なとこでしょうか。

そして、落札

マルゾッキ。Z-3 Coil 2001

もちろんマルゾッキ。Z-3 Coil 2001年モデル(100mm)、重量は2.0kg(実測)でした。もうちょっと軽いのかと思ってましたが、2kgの大台に乗っちゃいました。これには予算が関係してまして、ゴニョゴニョ。100mmがベターと書きましたが、比較のためにもそのうちZ-1を使ってみたいところです。それではさっそく載せ変えに入ります。