Olympus E-PL1の動画 -3つのレンズを比較-

土曜日は雨で寒かったので、部屋の中に引きこもってE-PL1の動画テストをする。Canon 5D Mark II 並とはいかないけど、ボケを生かしたちょっとこじゃれたビデオが撮影できるのかフォーサーズレンズを使って試しておきたい。キットレンズはF5.6と暗いのでボケがイマイチで、ZuikoDigital 14-54mm がほどよいボケかたで良い感じ。PlanerはF1.4だけどこの被写体だと14-54mmとそう変わらない気がする。どのレンズもフォーカスリングを回すカリカリという音が入るので、そのままでは使いづらく、BGMをかぶせるなど対策が必要です。ちなみに上の動画は洗濯機が回っている場所で撮影したので音声を消してます。

台湾を駆ける赤い跳ね馬

雨がしとしとと降って寒い。また、朝からビデオ撮影に出かけたのですが途中で雨が降り出して肩を落として帰る。台北の冬で雨が降らない曇りの日は難しい気がしてきた。

前回の酷いメールは図星を他人に突かれるとイタイだけだったので、時間が経つとそりゃそうだなー、という着地地点を見つけられた。あれこれして解決する。

久しぶりに新しいことを始めようかと調査を開始する。

台北市内をうろうろする

土日は台北らしい撮影スポットを探して市内をうろうろする。迪化街へ行ってみたけれど撮影条件を満たせなかったので撮影できず。メインになりうると考えていたポイントは木が生い茂り、思ったアングルで撮影できなかった。換わりにふと見つけたところが情緒溢れる画になったのでバランスは取れたかな。残すところ2~3カ所ぐらいで素材が揃いそう。

E-PL1は一眼レフの代わりと考えてしまうと足りないことばかりだけど、コンパクトカメラの代わりと捉えると素晴らしいカメラ。レンズは交換できるし、動画も撮影できて超楽しい。唯一気になるのが晴天時に背面液晶が見づらいのことで、水平が分からないのがとても困る。おしゃれな光学式のビューファインダーを購入すればいいのか。そうか。

カメラの構え方を修正する

うお、もう12月か。台湾での生活が4年目に突入する。

PhotoshopとPremiereでミニチュア風動画を作っていて、カメラの連射が止まり再度開始する間のコンマ数秒が動画の継ぎ目としてバレてしまう問題があった。よく見るとわずかにシーンが跳んじゃう。それを回避するために、転送速度の速いコンパクトフラッシュを買うべきか、DXモードで撮ると画像が小さくなるのでカメラの負荷が軽くなるか、継ぎ目がない部分だけをつなぎ合わすかと、悩みに悩んで浮かんできた答えは、E-PL1にジオラマ風の動画撮影モードがあるやん、ということでした。こいつは盲点だったね。

D700を使って発生する手ぶれ問題は、やはりカメラの構え方がなっていませんでした。撮影時に脇が閉まってなかったのが原因で、構え方を意識し始めてブレが少なくなった。脇の閉め方は「小さく前へならえ」的な真横にぴったり付けるのではなくて、左腕の肘を、腹のあばらの無くなるところに付ける。ボクシングのピーカブースタイルで肘を腹につける感じ。しょこたんがピーカブースタイルをしていたのでリンクを張る。二の腕から肘までをがっちり固定して、肘から先をフリーにしてカメラを持つ。右手は添えてシャッターを押すだけ。これだけでかなり安定します。

E-PL1+ZD70-300mm+FL-50R

使う使わないは別にして付けてみたかった E-PL1+ZD70-300mm+FL-50R の重装備。想像通りのレンズにカメラが付いてる感じになって大満足。この状態で70-300mmを使うとフォーカスを合わせるのに2~3秒の時間が必要だった。11-22mmでもテストしたけどウィィィンと2~3秒必要としていた。25mm f2.8を購入する計画はヤメておこう。レンズを購入するとすればマイクロフォーサーズの9-18mmだ。

日曜の午後遅くから会社に行ってペケペケと仕事を終わらす。細かい仕事が多いのでひとつひとつ終わらせること。藪こぎしてるみたいで目的地へ辿り着けない感覚もありますが微妙にまともになっているのでしょう。

(仕事関係以外の)積み本を片付ける。

「プロバビリティ・ムーン」 ナンシー・クレス 著
読了。適当に読んでいたら訳が分からなくなり、再度じっくりと読み直ことになる。中頃で世界観の説明が出てきてからすんなり進み始めた。異世界として書かれている「世界(ワールド)」の花を中心とした文化は好きだ。「あなたがたの花が永遠に咲きこぼれますように」なんてこじゃれた挨拶が礼儀の世界。3部作の1作目なのでこれから、と言ったところでしょうか。

「寒い国から帰ってきたスパイ」 ジョン・ル・カレ 著
読了。適当に読んでいたら訳が分からなくなり(以下省略)。ディック・フランシスやロバート・B・パーカーのようなハードボイルドでピリッとしたセリフもない地味なお話。その地味なやりとりが緊張感を醸し出している。良い。

焼き肉

久々に焼き肉屋に行って、勢いでE-PL1にFL-36を付けてバウンス撮影してみる。E-PL1+FL-36は、コンパクトとは言い切れないけど薄暗い店内で、上の写真が撮影できる最小のシステムではないか。S90の延長となる静物を撮影するにはよいカメラと確信を得ることができて満足する。肝心の焼き肉は店内が若い人だらけなのに納得できる固い肉でした。

ここ最近、人の撮影がヘタと気づいたのでポーズの研究とライティングの工夫をしよう。後はやはり中国語だ。私は日本語を話すのもヘタなので訓練することが多すぎる。

Olympus E-PL1

PowerShot S90の後を引き継ぐのはOlympus E-PL1になりました。Olympus E-450かSONY NEX-5も悩んだのだけど、フォーサーズユーザとしてマイクロフォーサーズを試してみたかった、NEXはレンズの評判が良くない、動画機能はバックアップとして撮影できればok(E-PL1で撮影した動画をAdobe Media Encoder CS4でh.264にエンコードすればPremiere CS4で編集できることを確認済み)、手持ちの外部フラッシュやフォーサーズのレンズを使えることでE-PL1に決定。

めんどくさいことは省いて撮影した写真を載せてみる。すべてキットレンズの14-42mm f3.5-5.6。

構図はアレだけど出てくる画はE-3よりキレイじゃないか?

ここからアートフィルター「ジオラマ」

アートフィルター「トイフォト」

アートフィルターが楽しいです。撮影するのが楽しいのは一番イイコトじゃないか。

新しい小さいカメラが来たような気がする

台北駅前で刮刮樂百萬大刮星(台湾のロトくじ)のキャンペーンをやってたお姉さん方。

フォーサーズだけを使っている時は気にならなかったのですが、IXY DIGITAL 920 ISのノッペリした画にガッカリして、Powershot S90を購入して万能っぷりと1.7型センサーの立体感に感動して、Nikon D700を購入してフォーサーズにはない対象物を浮かび上がらせる圧倒的なボケを体験してしまったため、センサーサイズを気にするようになってしまった。毎日、持ち歩くカメラでも画像素子のサイズはフォーサーズ以上が欲しいなと、常々考えていたところに、D700が修理から返ってこないし、精神状態はわちゃわちゃだし、これで元気になれるのなイイやと1台増やしてしまったわけです。まだほとんど使ってないのでこなれてからいろいろ書く予定。しかし、今年のカメラ予算はもうなかったはずなのだけど。