掘り出し物を見つける

掘り出し物を見つけたので「Voigtländer 50mm View Finder を購入する」としてまとめた。この光学ファインダーは生産終了品だったので見つからないだろうなーと思っていたモノで、大満足でホクホクしている。

ブツ撮り用にソフトボックスが欲しくなる。でもこれ以上そっち方面に足を踏み入れると力を入れるところを間違えることにもなるので手持ちの機材でどうにかするのだ。三脚とスレイブで使えるストロボを工夫すれば95%ぐらいはどうにかなりそうな気がする。

光華商場でAcer Iconia Tab A500に触ってきた。メニュー画面はストレスなくサクサク動いて快適で、ノートパソコンより未来の機械っぽい。ハリウッド映画で出てくるオペレーションセンターでブリーフィングみたいな動き。通常設定で日本語は選択できなかったのでMoreLocale2とSimejiでどうにかするしかないみたい。同じ方法で使っている台湾版Xperia X10 Mini Proは、英語と日本語が入り交じっていてもそれほど不便ではないので大丈夫と思える。メニュー画面ぐらい英語でもなんとかなるものだ。ブラウザをそのまま使うとスマートフォン用のページが表示されるのでUserAgentを変更できるのかが気になるところ。お値段は17,900元(約51,000円)と想像以上に高価だったので、迷いが生じて今日のところは購入を見送った。

そんなわけでポロシャツ2枚買って帰る。

七星山に登る

E-PL1+ZD11-22mm 写真の一番高いところが山頂で、休憩している人がちらちら見える。

「瓶ケ森?」と問われると似ているような気がする台北市最高峰の七星山(1,120m)に登ってきた。ネットや本で調べてみたところ、バス停から1時間程度で登れるらしいので、天候が安定する春を待っていた。

6時前に目が覚めて陽明山方面を確認すると雲一つない快晴。バシバシ荷物を詰め込んで、始発のバスに乗り込み小油抗へ向かう。石段で整備された登山道はたまに硫黄の香りが漂い、壁のような斜度の場所が2、3カ所あるぐらい。片道約1時間で日頃の運動が会社と家の往復だけの私でも登れる程度の登山道だった。台湾なので頂上に臭豆腐やソーセージの屋台があったりしないか?と不安だったけどベンチだけで一安心する。

台湾美人ですよ

E-PL1+ZD25mm f2.8 新光三越前でロトくじキャンペーンのおねーさん

久々にカメラ街にお出かけする。台北駅で降りて新光三越前を通ると、ロトくじのキャンペーンをやっててカメラ小僧の壁が出来ていたので、小さい白いカメラで混じり込む。ちょろっと粘って視線を頂きました。よしよし。ちなみに彼女たちはすごいミニスカートである。残念ながらその写真はない。いやホントに。

私の中でE-PL1はバリバリ使えるヤツだとGO判断が出たので、E-PL1の予備バッテリーと16GBのSDカードを購入する。合わせて2,800元(約8,000円)ぐらい。そのお店で初めてマイクロフォーサーズ用の9-18mmを見たけど・・小さくてイイねぇ。想像していたより二回りぐらい小さくて超コンパクトだった。ずっしり重い11-22mmと比べたい。ネットで調べると画質の評判も上々だしこれは買っちゃいそうだ。

で、そのお店で偶然目的以上のものを発見する。それは欲しかったけど販売終了品なので見つからないと思っていたもの。規格が違う現行品で間に合わすつもりが、角がすれた年季の入った箱に入っていた。意外に高いのだけど迷わず購入する。詳細は次回持ち越し。今回はおねーさんを堪能だ。

バスがスルー

基隆行ってきましたーッって写真だ。これ以上ないものだ。TA・I・KU・TSU.

この後、雨に降られる。

霧雨の中、某公園に行って写真を撮る。17時を過ぎていたため人はいない。薄暗く苔むした公園で、たまに聞こえてくるのは獣の声と森の中で動く気配。森と公園の境になっているところに朽ちかけた壁があり、なんとなく途切れている部分を抜けると、壁側に真っ白い椅子が1台あった。壁を背に森を向いている。小さくヒッって言ってしまった。おばあちゃんとか座ってたらショックで絶対死んでた。

事が終わったのでバス停でバス待ちしていると2台連続で満員のため乗車拒否される。中高生が多く乗っていた気がするけどあの先に若人的に魅力的な何かがあるのだろうか。・・・国立海洋大学があるなぁ。

台北-基隆のローカル線で「怪食対談 あれも食った これも食った」 小泉武夫 著を読了。最近、原発関連のPDFばかり読んでるので軽めの本を読みたかった。しかし、対談している方々とのジェネレーションギャップでイマイチのめり込めず。今の食はイカンと言われてもねぇ・・。

原発関連のPDFを読んでて思うのは事故った時のリカバリーできなさが驚異的なこと。壊れたところに近づけなくなるってのは絶望的。

週の中頃から晴れ

E-PL1+ZD25mm f2.8 士林夜市 水煎包の屋台

週の初めは寒かった。中頃から風は冷たいが晴れた日が続いている。冷たい雨が続く台北の冬は終わったのか。

今後の人生で嫌いなものを聞かれたら「台北の冬」と答えることに決めた。台湾社会が灼熱の夏をベースにしているので建物の構造が寒いのと南国のイメージのわりに普通に寒いのがマイナスポイント。いや、もちろん日本の冬よりは暖かいのですけど期待はずれということで、今後ドヤ顔で語るぞ(うっとおしい)。

キーボードが調子の悪いのは物理的な故障と思い込んでいた。ふとATOK2006からIMEに切り替えると普通に入力できた。5年前のATOKにWindows7 64bitは荷が重すぎたか。てなわけでATOK2011にアップデートする。

秋葉原の某店に勤める友人とSkypeで話してて「ガイガーカウンター売ってないの?」と聞くと「出たよ、その質問」とすげーうんざりした声が返ってきた。同じ質問をするお客さんが多いらしい。無臭のガスに匂いを付けているように放射線にも音とか色とか匂いとか付けられないものか。

クラクションとガス

E-PL1+ZD14-54mm 「クラクションを派手に鳴らしながら市場の人混みに突っ込んでくるガス業者」

こういうのが後ろからぶーぶークラクションを鳴らしてきても仏スマイルで道を譲るぐらいでないと台湾では生きていけないような気がする。台湾の人は気にならないのかな。

ZD25mmを購入しておきながらZD14-54mmを付けてブラブラする。目的地が遠方だったのと確実に28mmを使いたいところがあるからゴメンって感じだったのだけど、制約がある中でこそ50mmを使うべきだった。

文中でZDって頭に付かない場合は35mm換算の画角。

最近、E-5の画像チューンを施したE-6xxが欲しいと考えてた。電車に揺られならが再考してたらE-5の画像チューンを施してEVFを内蔵したE-PL系列ならもっと欲しい。E-PL1+ZD14-54はかなりベストの旅カメラっぽいのですよ。小さいし威圧感がないのが良い。問題はファインダーでE-PL1は開発中に晴天時の屋外でチェックしてないんじゃないか、ってぐらい背面液晶が見えづらくフレーミングできない。VF-2を付けると邪魔そうなので内蔵して、ZD14-54mmと同等性能のレンズをキットレンズサイズで発売できれば完璧。フォーサーズを捨てて新しい規格にしたんだからそれぐらいできるよね・・オリンパスさん。

私の中のマイクロフォーサーズってPowershot S95やSIGMA DPシリーズ、RICOH GXRの高級コンパクトと同じ位置づけになってる。ニコン、キヤノンの一眼レフを置き換えるプロ機は不要で、最強の旅・散歩・スナップカメラを目指して欲しいのだけど。ライバルはニコン、キヤノンではなくてライカですよ。

来週末にツール・ド・台湾があるのでD700用の望遠レンズを仕入れようかと一瞬悩んでしまった。買うのが遅いか早いかだけで結局買う予定なので早くなっても・・・いいのでは。いいのか。

台北駅近くのカメラ街(博愛路と開封街)

E-PL1+ZD25mm f2.8!?

RICOHが「理光」でカッコイイ。中文だと読み方がリーグァンでリコーじゃなくなるのはいいんでしょうか。YAMAHAも同じパターンで「山葉(サァンイエ)」だったりする。いきなり脱線した。3/5発売のFujifilm FinePix X100が39,900元(約11.2万円)で売られていた。日本だと12万円ぐらいなのでちょっとだけ安い。

一晩明けてもZD25mm f2.8のことが頭から離れないので、これはもう少し探した方がいいなと午後遅くに博愛路周辺に向かう。今回は品名をメモって来たので店員さんを捕まえて聞きまくり、3軒目で棚の奥の方から出してくれた。ちなみにこのお店はPentax 645DやLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mmを置いていた。ただ者ではない。

ZD25mm f2.8の気になるお値段は8,000元(約22,400円)で事前に見たマップカメラの中古オンライン価格とほぼ同じ。店員さんは「日本より安いでしょ?」と言ってたけど、これって絶対在庫処分価格でしょう。となるとLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mmも安く購入できたのかもしれない。オリンパスがフォーサーズを続けてくれるのなら購入を考えるのだけど今のところはパス。ビルの軒先でE-PL1に装着して路地裏に入りながら二二八和平公園へ向かう。

キットレンズよりカリッと写る。

公園號の酸梅湯(梅ジュース) 25元(リンク先:旅旅台北)で休憩する。レストランや屋台の酸梅湯は独特のスモーク香(漢方香?)があって好きではないのですが、ここのお店はキンモクセイを使っていてさわやかな香りで抵抗なく飲めます。二二八和平公園の隣なので観光ついでにおすすめ。

公園内に草をはんできた犬がいたので写真を撮る。

なかなかこっちを向いてくれなかったので手を振ると

飛びかかられてよろめく。

ZD25mmはZD14-54mmに通じる真面目な写りと軽さが気に入った。20cmまで寄れるのも良いところ。E-PL1でフォーサーズレンズを使うのはどこか粋じゃないですか、そうですか。不安だったAFスピードはコンパクトデジカメと同等でスナップには十分でしょう。フォーカスリングに距離計が付いているとマニュアルで撮影しやすくて完璧なんだけど贅沢は言うまい。次は光学式の50mmビューファインダーを手に入れよう。

Shut up

E-PL1+ZD14-54mm

台北駅近くの通称カメラ街(博愛路と開封街)にZD25mm f2.8を探しに行ったけど見つからず。そもそもオリンパスの商品がかなり減っていて、E-5やE-450のダブルズームキットや仕入れてから動いてないであろう14-35mm、7-14mmや14-54mm(IIではない)が確認できたぐらい。マイクロフォーサーズはE-PL1やPL2のレンズキットはあるもののレンズ単体は置いていない。「間違ってM.ZD 9-18mm買っちゃった、テヘッ。」みたいな展開もあるかとうずうずしていたのにレンズすらないのだ。買うなってことだろうからちょっと落ち着こう。

タクシーに乗ると「台北に3年も住んでるのに中国語ができないのかい」と文句を言われる。余計なお世話じゃぁぁぁぁぁ。がるるるッ。「閉嘴(黙れ)」って言ってやるんだった。

いや、ものすごいチマチマと中国語の勉強をしていますが圧倒的に足りていない。優先順位が超低いのです。

台湾はタクシーでわざと遠回りされることがある。観光客のみが対象かと思いきや台湾人でも遠回りされることがあるそうで「道が違う」と伝えると「何だ?」とだけ返ってきて30元ぐらい余計に払わされたそう。過酷。台湾過酷。

すっかり忘れてたけど水曜どうでしょうの新作が放送され始めたそうでウラヤマシイ。

4番出口から

誠品書店に用事があったのでランタンフェスティバルの会場に寄ってみる。ビーチパラソルの下でがらがらのライブ会場を撮影しているカメラマンが勇ましい。ランタンはいつも通りです。

日本で購入してきた本を読み続ける。

「義経 上・下」 司馬遼太郎 著
司馬遼太郎は義経が嫌いなのかと思えるほどダメ人間として書かれていて、弁慶もほとんど出てこないためヒーローとした話ではない。勧進帳のくだりもないためこっちの方がリアルなんでしょう。そこまで頼朝の意向が読めないか?とも疑問も浮かぶけど、いろいろな人の思惑が渦巻いていてコントロールできなかったのか。静御前の名前で唐突に「修羅の刻」のシーンが蘇ってきて読み直したくなる。

「ダ・ヴィンチ・コード」 ダン・ブラウン 著
良くできてるけど、絶賛するほどではないのはキリスト教徒ではないためと期待が大きすぎたためか。

「ハイ・フィディリティ」 ニック・ホーンビィ 著
サイコウ。30歳の独身男性がクソッタレでサイテーな気分で読むには最高の小説だ。読みながら「あるある」と呟きたくなるシーンやそのセリフを言うんじゃないと痛くて目を背けたくなるシーンもある。本にツッコンでるのはハマってる証拠。イギリスらしくブラックジョークは冴えててビートルズに対するジョークはかなり黒い。主人公の友達がバンド名をSDM(ソニック・デス・モンキー)にしたくだりは、私が頭に浮かんだセリフを主人公がそのまま言ってて声を出して笑ってしまった。

E-PL1にCarlZeissを装着する

フォーサーズとFマウントのアダプタがあることを思い出して、E-PL1にアダプタを2枚重ねでFマウントのツァイスを付けてみる。おお、動画が撮影できるじゃないか。動画がイケるんなら写真も撮影できるだろうと朝市をぶらぶらしてみる。フォーカスリングをぐりぐりしてピントを合わせるのは楽しいけど、背面液晶でピントが合っているかどうかを確認するのが至難の業で、ピンボケ写真を量産してしまった。