Freeフリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

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昔、昔、小学生の頃に漫画を集めてた。貸してって言ってきた友達に1回x円で貸して何人か集めれば、小遣いをやりくりするのではなく永遠に漫画が買えるのでは・・・ナイスアイディア!と閃きセコセコと管理表みたいなのを作っていると親にバレて「みっともないからやめなさい」なんて言われたことを思い出した。後、開店当初に真珠をプレゼントしてお客さんを集めた松山のモミの木とか。オンラインだろうとリアルだろうと商売はアイディアだなぁ。

サターン・デッドヒート2 ヘキシーの星のライオン

サターン・デッドヒート2

旧正月に広島の Book Off で発見した掘り出し物。上巻だけ100円コーナーにあったので、もしかすると下巻は標準価格コーナーあるのではと探してみるとあっさり見つかった。出るところに出ればプレミアが付いてもおかしくないモノなので Book Off 商法だろうが悩まず購入する。

「1」はメインがファーストコンタクトと思いきや中年男性復活青春劇+冒険もので良い意味で裏切られた。今回はファーストコンタクト+気持ちいいぐらいの善の物語+登場人物の会話にはユーモアが溢れてる。上巻中盤ぐらいから止まらなくなって、会社に行く前についうっかり読んじゃったりしてあっという間に読了。宇宙船を準備する際の予算の使い方と安全性の構築に悩んでると、利害関係のあるややこしい人々がゴネゴネ介入してきてわあわあになるシーンが面白い。ってそこかよ。作者はアメリカ空軍に勤務していたので地に足が着いた表現になってて、自分の仕事とリンクしちゃうんだろう。

なんだかネガティブネタばかり

しまなみ海道

Olympus E-P2 が発表されました。非道い内容だったのでトップページのオリンパス好き部分を外させて頂きました。すぐに、すべて売っぱらって Nikon に替えるってことはないですが、とにかくオリンパスに期待することはなくなった、という感じ。

「深海のYrr 上・中・下」 を読了。ネタばれあり。中盤のカタストロフ部分はまずまず良かったのですが、そこからの風呂敷のたたみ方、すべての原因に納得がいかずイマイチでした。終盤はもののけ姫のシシ神様が頭に浮かんだ。登場人物が多すぎるためか、シーンが飛びすぎる。物語の幅が広がるより疲労感が増す効果の方が高い。そのうえ人がよく死ぬのもなんか単純なお涙ちょうだいっぽくてイヤでした。つまらない本へのコメントは止めたつもりですが今回はお金と時間がかなり必要だったので書いておく。

この本に気を取られて未読のディック・フランシスなどを持ってくるのを忘れた。orz.

なんだかネガティブネタばかりなので反省。

へうげもの 9

北投の街並み

「へうげもの 9」を買った。一点でもバランスが崩れるとすべてが変わるであろう、うねりのような周囲の動きから、人の苦悩を交えて終わりの演出まで一大イベントはそれに合うスゴイ見せ方でした。見開きは鳥肌もの。山田芳裕はどんな経験をしてきた人なんだろう。

だから、男と女はすれ違う?―最新科学が解き明かす「性」の謎

西門町あたり

帰国中に読み切って弟夫婦に渡してきた。ハウツー本ではなくて最新の科学結果を紹介した本です。狭心症の症状が男性と女性で違うというエピソードから始まります。そこから男性と女性が同じことをしても脳みその使う部分が違うなど紹介されていきます。例えば女性に地図を読んでもらう時「前方の角を100m直進」「突き当たりで右に折れて80m進む」という指示を出せば高確率で目的地に着けないそう。でも「前方の角を郵便局まで直進」「突き当たりで右に折れて女神像があるところまで進む」という、目標を指示する方法にすると高確率で目的地にたどり着くそうです。

地図が読めない女というのは嘘。応用が効きそうです。

男性は頭の中にラブマップ(人生で蓄積された女性の好みデータベース)があり、女性を見た瞬間好きか嫌いか判断できるそう。あの直感みたいなものは実証されているのか。スゲェ。女性は、過去の経験に照合したり匂いで男性を判断します。匂いは少しだけ違った遺伝子を探すのに役立つそう。男性が一瞬で見分けるのは種をたくさん残すためで、女性が慎重で遅いのは、そんなにたくさん子供を生めないので時間を無駄にしないため。

遺伝子的にダメと聞くと、イロイロとあきらめがつきますよね?

恋愛の情熱が持つのは12~18ヶ月。いやー、フラグクラッシャー的に思い当たる節がありますぜ。うははは。笑っとこう。

「百年の孤独」 G・ガルシア=マルケス 著

百年の孤独

ウルスラさん最強説。やはり母は強い。そして読んだタイミングが絶妙だった。今じゃないと読み切れなかったかもしれない。まだそのネタかい?って言われそうですけど。

恋いゆえの涙だと打ち明けられたわけではないが、彼女は即座に、それが人間の歴史が始まったときからの最古の涙であることを見抜いた。

とか。いやいや、待って待って。沈むんじゃなくて浮き上がるのに役立ちましたという話。もちろんそれ以外にも、かなり大きなことをやり遂げた人でも死んでから2世代経つと誰も覚えてくれていない寂寥感とか、歴史は繰り返すものなのだ、としみじみと辿らせてくれます。まぁ、ここはそういうところなんだ。

ノルウェイの森

ノルウェイの森

会社で「1Q84買ってたら貸してくれません?」と聞かれた。よくよく考えてみると村上春樹を一回も読んだことないことに気づいた。そして「ノルウェイの森」を買ってきた。なんかずれてる気もするけど気のせいだ。上・下2冊なんだけど分厚くはない。1冊でもまとまりそうなページ数。手早く読み終わる予定が意外に時間がかかった。今、私の知っている限り自殺した友達はいないんだけど(もし居ても知らさなくて良いです。念のため。)、どこか私の人生に繋がってきて頭から布団をかぶって泣き出したいような気分にさせられました。村上春樹は5年に1回ぐらいで良いぞよ。

ぼくたちは水爆実験に使われた マイケル・ハリス 著

ぼくたちは水爆実験に使われた

台湾にいるとなぜかノンフィクションを読みたくなる。1956年エニウェトク環礁で水爆実験「レッドウィング作戦」を見たアメリカ軍兵士の話。

この島に勤務になると1年間島から出られません。島の中に女性はいません。ガチムチの男に惚れてしまう男のエピソードあり。島に一人しかいない医者がゲイだったり、海で約22kgもあるはまぐりを見つけてチャウダーにして食べようとしたらガイガー・カウンターが狂ったように鳴り出したり、放射能のせいで足の親指が暗闇で輝くようになったとか、現実離れしたエピソードがいっぱい。

4回の水爆実験を見た著者が見つけたのは「笑うしかない。でなきゃ一生泣くしかない。」良い言葉だ。

WhoseBooks 士林店

Whose Books 士林店

士林駅から徒歩20秒の位置にある WhoseBooks は日本語の古本を置いてある珍しいお店です。たまに、BookOff で文庫本を選んでいる夢を見ることがある私にとっては助かるところ。

本

で、買ってきました。4冊で380元ぐらい。紀伊国屋書店で文庫本を買うと1冊で200~300元ぐらいするのでかなりお得。ほくほくでございます。「お楽しみはこれからだ Part 5」は和田誠氏が書く映画エッセイで名言が中心になってます。

  • 人生は四十年代の映画じゃない。都合良くはいかないんだ(キリングフィールド)
  • 千人の詩人が夢見て、そして生まれたのが君だ(殺人幻想曲)
  • 人生の節目となる瞬間は、自分ではそれとわからない(フィールド・オブ・ドリームス)
  • あきらめるな。一度あきらめるとそれが習慣になる(がんばれ!ベアーズ)

などなど。見開き1ページ完結なのでちょっとした時間にパラパラめくるのにぴったり。本田宗一郎の「やりたいことをやれ」は想像以上に濃い本です。じっくり読み中。

私のおやじは、時間にきびしい人だった。おやじにいわせると、「地所とか金とかは、先祖の遺産を継ぐなんてことで、人間に平等に与えられていないけど、時間だけは神様がだれにでも平等に与えてくださった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ」って

おー、おー、納得。

ここでお別れか それとも・・・・

微風広場の紀伊国屋書店にて本を調達する。気になってる漫画は全滅だった。「ヴィンランド サガ」「へうげもの」「少女ファイト」新刊いずれもなし。これぐらいは置いておいて欲しいねぇ。「デトロイト・メタル・シティ」は2、3巻だけあった。1巻なしでどうしろと。ちなみに18禁扱い。他、目立つように置かれているのは「浦安鉄筋家族」「神の雫」などなど。悪いけど読まないなー。漫画目当てで行くのは無駄のよう。帰国を待つか、Amazon 使おう。

唯一、「のだめ」の#21を発見して購入。ミルヒーのずけずけなセリフがいいですね。「ここでお別れか ---それとも」。ああ、そうなんだよ、世の中って結局そういうことなんだよと思いながら仕事してます。

セガール商法

しくった。「成功の9ステップ」を買いに行ったのが品物がなく「ザ・ゴール」の分厚さにげんなりして隣の「ザ・バイブル」を取ったのが運の尽き。「ザ」しか合ってない別の本だよ。装丁が似せてあるのがまた腹立つ。Amazon の評価は高いけどこういうやり方は嫌いだ。

もやしもん 6巻

微風広場の紀伊國屋書店にあった。エライ。残りは一冊だ。限定版はなし。発売日にはあったのか?そもそも何日遅れで入ってくるのだろう。

何か忘れていたものを呼び覚ましてくれて落ち着かない気持ちになる台北は夜の11時。94-95ページを開いたり閉じたり。「いや!いっそ酔った長谷川さんの白状に期待だ。」うー、久々にこんなノリの飲み会やりたいぞ。