読書感想文

Kodak C123 外獅頭‎からみた關渡

「サクリファイス」  近藤史恵 著
早く結末を知りたいけど読み終わりたくないと葛藤に包まれた物語でした。いやー、たまらん、と続けてもう一回読んでしまった。ペダルを踏み込み加速する感覚やアタックのタイミング、なによりもさわやかな読後感がうれしい。ロードレース好きの方はぜひ。そうでない方もぜひ。しかも続編として「エデン」も出ていますよ。買いに行かねば。

「凍える海」 ヴァレリアン・アルバーノフ 著
久々に見つけた漂流モノ。漂流モノが大好きな椎名誠氏が帯を書いているのが非常に期待大。船が氷に閉じ込められた経緯部分があっさりしているのでカタルシスは少なめですが、不安定な浮氷から陸地に立つ瞬間はぐっと来ます。あと炭水化物は大切なのだなとか。ヴィレッジブックスってあんまりチェックしてなかったけど好みの本が多そう。

「死体が語る真実」 エミリー・クレイグ 著
この凄さは厳しい環境と努力の結果なのだな、と違った方向に想いを馳せる。ドラマじゃないのかってぐらいのシチュエーション豊かなエピソードが続く。圧巻。

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