14mmの悲しみ

E-PL1 + LUMIX G VARIO 7-14mm f4.0 MRT忠孝復興駅の長いエスカレーター

14mm(35mm換算)はとっても楽しいのですが、何もかも写るのでよい写真を撮る努力をしなくなりそうで恐い。いろいろ撮影してみたところ、動画で使うのがおもしろそうです。

博愛路と光華商場でM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6を探してみる。5軒ほど聞いてみたけど、どこもなかった。買うなってことなのか、モデルチェンジがあるのか迷うところ。このレンズこそ動画撮影がやりやすいズームレバーを付けてモデルチェンジするべきでしょ。

LUMIX G VARIO 7-14mm f4.0

D700 + NIKKOR 60mm F2.8 Micro + SB600

35mm換算で14-28mmという超広角レンズ。600枚ほど撮影してきましたが、マイクロフォーサーズユーザーで広角レンズが欲しいのなら自信を持って勧められる良いレンズ。これ以上の広角レンズは他マウントを見渡してもほぼないのが精神衛生上とっても良いのです。Panasonicのボディは持ってないのですが、E-PL1でもオートフォーカススピードに不満はありませんでした。まぁ、元々E-PL1でフォーサーズ用レンズしか使ってないからかもしれません。

撮影で使ったボディはすべてE-PL1です。「Continue reading →」の最後に元サイズの画像を圧縮したzipファイルを置いてます。

Continue reading →

黒いキャンバス

E-PL1 + LUMIX G VARIO 7-14mm f4.0

上の写真はスルーして読書感想文を書く。

ハチはなぜ大量死したのか」 ローワン・ジェイコブセン 著
読後に「オ、オレ日本に無事帰れたら蜂を飼うんだ」とつぶやいてしまう本。一昔前にハチが失踪しているというニュースを聞いて、あれは解決したのだろうか?と心の片隅でずっと気になってた。その原因らしき部分がわかります。ハチの一生を映像を見てるかのように書いた文章も絶品。ハチとハチミツが大好きになれます。オススメ。

イニュニック[生命]」 星野道夫 著
星野さんの無駄のないそぎ落とされたかのような透明感あふれる文章でアラスカでのできごとについて書かれています。エスキモーに伝わる伝承、生命について。座礁したクジラのエピソードなんて大らかすぎてすごい。いくつか引用。癌になったカメラマンとの会話。少し冗談めかして聞いた、とあります。

「ヘレン、人生の中で一番大切なことって何?」
彼女は迷わず答えたものだ。
「友だちだよ」と・・・・。
僕はこの言葉を一生忘れないと思う

アリューシャン列島のキスカ島でアメリカと日本の慰霊祭があり、それに参加した時、アメリカの老兵との会話。この方は絵が好きで、戦後は大学の美術の先生になったそうです。

「ミチオ、ふつう絵を描く前のキャンバスは真白だね。そこに少しずつ色を塗ってゆくわけだ。私はいつの頃からか、まず初めにキャンバスを黒く塗りつぶすようになった。その上に色を重ねながら描いてゆくんだよ。(中略) 私は、人が生きてゆくということは、その人生の暗いキャンバスに色を塗ってゆくことなのだと思う。それも、どれだけ明るい色を重ねていけるかということなんだ・・・・・・だがね、黒いキャンバスの上にどんな明るい色を塗っても、その下にある黒はどうしてもかすかに浮き出てくる。だから再びその上に色を重ねてゆく。私はね、生きてゆくということは、そんな終わりのない作業のような気がするんだよ・・・・・・」

前後もすばらしいので、ぜひ。

ラストチャンス

E-PL1 + ZD 25mm f2.8 忠孝復興駅近く

最初に購入したDSLRのOlympus E-300はレンズとボディの通信ができてないようで、オートフォーカスとシャッタースピードの調整が利かなくなってる。ボディの設定をリセットしたら使えるようになるんじゃなかろうか?とリセットしてみたら復活した。小躍りしていたところ電源オフした後に、たまに使えなくなることに気づいた。このごまかしもいずれ使えなくなりそう。これが最後のチャンスなのか。修理可能期間内に修理しておきたいところ。今日、ZD11-22mmを付けて久々に使ってて、カリッと写るのと、青空は唯一無二だな、とか思ったり。明暗の差があると、あっさり白飛びしたり、真っ黒になるのは一般受けしそうにないのも事実。じゃじゃ馬すぎる。そこが好きなんだけど。

3月3日に約16kmジョギングして左足首を痛めて回復に2週間かかった。まとめて走るのは身体にダメージが出る、ってことでこまめに7kmを走る方法に切り替えた。長く続けるならこんなところかな。ちなみに7km走るのに最初はぴったり1時間ぐらいかかってたのに今は50分ぐらいに縮まっている。どこまで縮められるのだろう。

Dispell

E-PL1 + ZD40-150mm 霞んでたのであの世みたいになっちゃった

誠品書店でSteve McCurryの写真集を買うかどうかしばらく悩む。鮮やかな色彩とそこにあるべきものがそこにある。私もこんな写真を撮りたい。私が拾え切れてないだけで必ずその瞬間があるはず。今回は価格が2,200元(約6,100円)だったのと、あまりに重かったので購入はひとまず断念する。あー、でも買った方がいいなぁ。写真集とは別に公式サイトで写真を販売しているので買ってみよう。白い壁に青い写真が似合いそう。

【追記】写真の注文について質問してみました。1枚の写真が中古の軽自動車が購入できる価格であっさり買えなかった。うはは、さすがマグナム。すごい。

ヌケノヨイレンズがホシイ

E-PL1 + M.ZD 14-42mm 東シナ海に近い公園

この標準レンズは、取り回しが良くて、光の条件が良かったら Zuiko Digital レンズっぽい写りを見せてくれるのだけど、ヌケが悪くて、透明感がなくて、んーっ、もうちょいがんばれと唸ることが多い。いくらボディ側の設定を調整しても無理だったので、レンズの実力不足なんでしょう。見た目がゴツくないので、怪しくなくていいんだけどなぁ。RAWでいぢるのは手間がかかりすぎるので却下なのです。

M.ZD12-50mmもZD14-54mmほどの実力じゃないらしいし、第一長い。なぜあんなに長いのだ。マイクロフォーサーズの良さ(小型軽量)をスポイルしてどうする?今更ZD14-54 IIを購入するのもナンだし、そもそも大きいし、やっぱり未来を見てPanasonicの12-35mm f2.8待ちかな。オリンパスに高性能な標準ズームを出して欲しいのだけど。

まだ実写画像がないのだけど、デジカメwatchに「ファーストインプレッション:RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」が掲載された。A16キットは手動ズーム機能がないので購入意欲が削がれていたのですがステップアップズームがあるのか。24mm始まりもうれしいし、やはり理想のゴツすぎない良く写るカメラに一番近いかなぁ。

アミメノコギリガザミ(紅蟳)

E-PL1 + M.ZD 14-42mm 基隆 碧砂漁港

1,000元(約2,800円)ぐらいするカニ。生け簀に書かれていた中国語の名前は大沙母で、英語ではGiant Mud Crab、日本語だとアミメノコギリガザミ・・・あれっ、学名のScylla serrataで調べると、中国語名が紅蟳になる。紅蟳だと台湾料理「紅蟳米糕(おこわの上にカニを乗せて蒸す料理)」のカニと同じなのか。そういえばつるつるした殻やツメが似ている。大沙母ってのは通称なのかもしれません。

身も卵もカニ味噌もぎっしりで美味しゅうございました。今度行くときは、燗した日本酒をサーモスに詰めて持って行くべきかもしれない。あいつら何やってんだと思われそうですが。